煌めく君に恋をする!〜私と彼の秘密〜
「すいません…遅くなって…」

「大丈夫!そんなことないよ?」

「そうですか…」

沈黙が続く私と田中さん

何か話さなきゃと思うと

話せなくなるのが私…

黙ったまま、歩いていると
沈黙を破り口を開いたのは
田中さんだった

「あのタイミングで君がいて良かったよ」

と優しく言ってきたが

私は答えに迷っている

「俺さ、ビックリすると思
うけど君のこと知ってるよ」
「え…?」

「春ちゃんと一緒にスタジ
アム来てるよね?」

「…春のこと知ってるの?」

「たまにね…県外、春ちゃ
んだけど練習のグラウンド
に来てるだよ」

私もそれは知っていること
「なんで春の名前知ってるですか…?」

一番、思った疑問

「うーん言っていいのかな?
大森秀太って知ってる?俺
と同じチームなんだけどな
んか、前、春ちゃんの話し
てたっけなー

仲いいじゃない?あの2人
、それだけかな」

< 30 / 89 >

この作品をシェア

pagetop