煌めく君に恋をする!〜私と彼の秘密〜
店内は割りとすいていて

とても静か

周りのお客さんも

田中さんのことを気付いていないみたい

そんなことからか

私はさっきよりも

緊張感がなくなっていた

それからというと

学校のこと…

家族のこと…

自分のこと…

気がついたときには自分から話しかけていた

「彩ちゃんって思ったよりしゃべるね」

「え!?そうですか…?」
「俺が、思ったよりも明るい子って意味だよ、初め出会った時、凄くクールな子なのかなって思ってだけだよ」

「そんなことないですよー」私は答える

正直なところ

まだ、どう接していいのか
分からない自分と

素を出したい自分が

いた
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