煌めく君に恋をする!〜私と彼の秘密〜
友達…

うん、うちらはただの

<友達>
にすぎない

けど、それだけでもすごくうれしかった

異性の友達と恋人の違いってなんだろう?

ちなみに、ダンスでのパートナーはどちらかがかけていれば競技がはじまらない
そんな風に考えている私

じゃあ祐介君と始まることは何かあるかな?

「あ、彩今度、俺のチームがある県にくるだよね!その時はよろしくね!」

「いえいえ…何かあればまたよろしくお願いします…」

「よいお年を来年もよろしくね」

「こちらこそよろしくお願いします」

お互い笑顔で見送った



それから、年が明け私は忙しくなった

大学の寮ヘの荷造り

まだ、引っ越しはしないが部屋の整理に追われていた
やがて、時は過ぎ今日は夏子ちゃんと啓介君を見送る日が来た

「まだ、1ヶ月もあるなー」

しかし、そう思っていた1ヶ月はあっとゆう間に過ぎた

「あと2年すれば帰って来るから」

「その時はまたよろしくね」
お互い顔を見合わせて微笑む私と夏子ちゃん

「それからーひとつだけいいかな?」

「何?夏子?」

「海斗君のことよろしくね、私もみんなも彩ちゃんが踊ってる姿は大好きなんだから…」

「ありがとう夏子…」

「彩ちゃん…次は彩ちゃん
の番だよ?彩ちゃんも楽し
む番だよ!!」

うん…夏子…ありがとう

しばらく夏子とは離れる

けど、私には家族、そして春がいる、
海斗君がいる、

そして…夏子に祐介君

私には素敵な人たちがたくさんいます

夏子たちがいなければ、こんな決断をしなかったと思います

私、競技ダンスに復活します!

それが、いつか最高の恩返しに繋がれば…
< 79 / 89 >

この作品をシェア

pagetop