空=光
片手には携帯が
開いた状態で
あった


「どこ行く??」

「総也くんの家☆」

私は耳を疑った

「なんでよっ!!
ってか知ってるの??」

「知ってるよ♪
総也くんたちも暇
らしいの☆だから
一緒に遊ばないか★
ってメールが来てさ♪」

たちって他に誰か
いるのかな・・・
しかも会ったばかり
なのに遊んだりして
いいのかな・・・

私に急に不安が
襲って来た


自転車で10分。
3階建ての一軒家に
到着した


【坂田】
と書いた標札があった
総也くんの苗字
だった。
楓と全く同じだった


ピンポーン



「ほぉい」

総也くんの
おちゃめな声が
聞こえた
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