天使の贈り物 






そう言って、
翔琉は意味深な言葉を残していく。



悠生の店に一緒に顔を出す?




その言葉に、
嫉妬を覚える俺自身。



そのまま俺の理性は
途切れ、感情のままに彩巴へと
触れながら、ぶつけていく。






「彩巴、こっち来て」



そうやって紡ぎながら
抱き寄せると、
彩巴の体がピクリと反応する。



「それで……、
 翔琉の言ってた隠し事って?。

 俺に内緒で、何時の間に
 翔琉や悠生と仲良くなってるの?」


「あっ……えっと……」



必死に弁解しようとする
彩巴の言葉を妨げるように服の上から、
何度も何度も彩巴の体に触れていく。

艶やかに零れる吐息が、
俺を刺激していく。



「ほらっ……。
 聴かせて……彩巴……」


俺になされるままに
実を委ねながら、
ゆっくりと目を閉じた彩巴を
ベッドの上に縫いとめて、
何度も唇を重ねた。
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