○○彼氏。~バレンタイン編~

「じゃ、まずはチョコ刻んで湯煎で溶かしてね」




「はいっ」




そう言われ包丁を手に持ち、チョコを刻む作業をする。




・・・・・が。




ダンッッ!!!!




「!!!?」




その大きな音に驚いた美帆が慌ててこちらを向く。




「・・・・・えへっ☆力み過ぎちゃった✩」




笑って誤魔化すも、美帆は青ざめていて、




「あんた、その勢いで指切ったらなくなるからね」




と、脅された。




その後も美帆の指導を受け、数時間後。




「できたー!!!」




目の前には綺麗に仕上がった生チョコの姿が。




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