○○彼氏。~バレンタイン編~
くっ・・・・・!!?
「口移し!?」
「はい、あーん」
そうこうしている間にも龍一はあたしの口に生チョコを近づける。
「ほら、口開けて」
目の前に、生チョコと龍一。
「~~~っ」
仕方なくあたしはチョコをくわえる。
それを見た龍一は、どんどんとあたしに顔を近づけてきて―――――――・・・
「んっ」
龍一がチョコを食べると同時、お互いの唇が触れる。
そのまま後頭部を掴まれ、角度を変え何度も何度も龍一はキスをしてきた。
「ふはっ、唇チョコだらけ」
顔を離した龍一は自分の唇を舐めそう言った。