○○彼氏。~バレンタイン編~

ビクッと震える体。




「愛歌、おいで」




優希に腕を掴まれ、ベッドの上に上げられる。




そのままドサッと優希はあたしを押し倒した。




「ま、待って。電気消して・・・・・」




あたしのその言葉に従うように、電気のリモコンを手にとった優希は電気を消した。




「・・・・・ほんとにいいのか?やめるなら、今だぞ」




「・・・・・大丈夫」




言葉に反して体は震える。




だけどあたしの体と同じように、あたしに触れる優希の手も震えていた。




「・・・・・優しくする」




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