○○彼氏。~バレンタイン編~
「え・・・・・えぇ!!?」
あたしのその声に優希が、
「ん・・・・・」
と言って目を開けた。
「・・・・・はよ」
「あ、おはよ・・・・・じゃなくて!!優希これ!!」
ズイっと優希の目の前に手を近づけると、
「あぁ」
と言って、再び目を閉じようとした。
「ちょっと優希!!起きて!!これ何!?」
ゆっさゆっさと優希を揺すると、
「・・・・・プレゼント」
と、枕に顔をうずめながら呟いた。
「プレゼント・・・・・?」