○○彼氏。~バレンタイン編~

う、わ。




なんかこれ、恥ずかしい………。




一人で顔を赤くしていると、颯輝はパッと私の手を握って、




「じゃ、行こっか」




と笑った。




「へ?ど、どこに?」




急なその言葉にびっくりしていると、颯輝はしれっと、俺んち、と答えた。




え、えええええ!?




さ、颯輝んち!?




てっきり外でご飯食べてチョコ渡して帰る予定だった私には突然の出来事であたふたとする。


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