○○彼氏。~バレンタイン編~


「じゃ、先に莉奈が作ったほう食べようかな





そういうと颯輝は丁寧にラッピングを剥がしていく。




そして中から一つだけ生チョコを掴み口に入れると、




「ん、うまい」




と言って微笑んだ。




そのあと一気に私が作ったほうを食べ終えてしまった颯輝。




「じゃあ次はこっちを」




そう言って今度は市販のほうに手をかける。




「え、一気に食べて大丈夫なの?甘すぎない?」




心配して私がそういうと、




「俺甘いの全然平気だから大丈夫」




といって私の心配をよそにトリュフのほうも1つ口に放り込んだ。

< 81 / 102 >

この作品をシェア

pagetop