○○彼氏。~バレンタイン編~


いやでも颯輝はまだ何もしないって!




その時、颯輝からほんのり香るお酒の匂い。



………まさか、トリュフで酔っちゃった、とか?




そして、ついに颯輝の唇が離れ私の首筋に顔を埋める颯輝。




ま、待って待って待って!




「さささ、颯輝!まだ私心の準備がっ…!」




グッと颯輝の肩を押し返そうとしたとき。




「………ス-………ス-」




耳元で、一定のリズムで聞こえる寝息。




と、思ったらズシッとかかる颯輝の重み。


< 85 / 102 >

この作品をシェア

pagetop