○○彼氏。~バレンタイン編~



「ちょっと、颯輝さーん?」




小声でそう言って肩を押した瞬間、ギュッと抱きしめられた。




そして、




「んん………莉奈、愛して……る」




いつもより低い声で、そう耳元で呟いた。




な、ななななっ………!!




あまりにも突然すぎるその言葉に、本日何度目かの赤面をする。

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