午前0時にキスして

那智さんは、勢いよく息を吸い込み大きな口を開け読みだそうとするから急いで那智さんの目を両手で隠す。

一生懸命隠すけど私の手は透けちゃう。

あ~一貫の終わり。

もう、絶対元気になったら那智さんのお尻蹴飛ばしてやる!

そう思った瞬間、那智さんの手が私に触れ浮いているカラダが浴槽の中にパシャンと落ちた!?

・・・え???

『久しぶりだな、体が無くても案外面白いだろ!』そう言ってイジワルな那智さんは、ニヤっと笑った。



< 100 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop