午前0時にキスして



そうだったのか...すっかり忘れていた。

『怒ってるのか?』
『別に』
『そんじゃ、消えられても困るから俺の傍に来いよ』

ちょこんと那智さんの傍に座った。

『そこじゃないって、ここだ』

那智さんの示した場所は、太ももの間。


『ちょ、ちょっと待って、そこには座れないよ』

『俺が、ここにしろと言ったら、ここなんだ、お前は居候なんだからな』

って事で居候として仕方なく、こうやって座る事になったけど何だか恋人同士に見えてドキドキしつつも今に至る。



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