午前0時にキスして



「借りって何?それは優しさでしてくれたんでしょ!」

「あのな...人生舐めるなよ」
「舐めて無いよ頑張ってるもん」

那智さんに合わせていた視線をそらすとチュっと音が聞こえた?

「な、何、今変な音しなかった?」
「イヤ...何も」

チラっと那智さんを見つめると口元がちょっとだけピンク色になっていた。

もしかして唇がカサカサで自分の唇にグロスでも塗ったのかな?



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