午前0時にキスして



まさかっ...そんな事無いよね?

知りたい知りたい...ムズムズした気持ちがもわもわと浮き上がってきて宙に浮いている私は、女の人の傍に近づいた。

死神さんに『他人の過去を妄りに覗くな』そう言われていたけど見ずには要られない。

呼吸を整え息を吐くと女の人の胸に手を当てる。



『篠原さん...もう一度抱いてください』
『無理だ...』
『...2番目でもいいから私を傍に置いてください』



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