午前0時にキスして


エレベーターに乗っている2人は、指を絡ませるとエレベーターを降りてキスをし、前を見ると私が2人を見て飛び出した。

・・・胸がイタイ。そっか、この人も篠原さんが好きで一生懸命だったんだ...

まだある...
何だろう...
この変な気持ち悪い感覚。

『篠原さんは私の物...水無月さんなんていなくなればいいのに』

その言葉を聞いた途端、体中の力が抜けていく。

―――この人から離れないと



< 138 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop