午前0時にキスして
さっき死神さんに会ってたのは夢だったの?変な話をしてたけど、あまり覚えてないな~何だっけ?
確か体と心が別々に動いていると体に負担かかって大変だとか...
誰かが私を守ってるとか言ってたけど守ってもらってる実感がない。
「大丈夫だよ~もう仕事の時間だし、那智さん店に行って気が向いたらダンジョンに行くから」
背中を支えられていた私は、ふわっと宙に浮き、そのままリビングにふらふらと空気を歩くように進んでいった。