午前0時にキスして



きっと変な事を想像してるんだ。

イヤだな...イヤだな...でも仕方ないよね...

「王様は俺だ~そうだな~家来は、背中を揉む」

ソファーに寝ころび人差し指をクイクイと動かし私を呼ぶ那智さん。

「どのようにして揉めばよろしいでしょうか?」

すると那智さんは、背中に乗れと指を指した。

でもね...触れてくれないと実体化出来ないでしょ、自分で出来たとしても中々実体化、持たないのよね。

「待った、仰向けに寝るから太ももの片に座れよ、そしたらお前の足掴むから実体化するだろ」


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