午前0時にキスして


そこに愛があるのか分からなかった。だけど私を抱いた事で今の痛みを紛らわす事が出来るのなら惜しみなく那智さんに抱かれるよ。

でもね...私は那智さんの愛が欲しんだよ...

「那智さんの痛みをもらうね」

微笑みながら那智さんの頬に手を添え唇を重ねた。

唇は...今にも凍ってしまいそう。

一方的の愛情って...心なしか冷たいようで寂しい。







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