午前0時にキスして



メールを送ったのは、午後7時頃、待ち合わせ時間は2時間後だから、そろそろ連絡くれてもいいのに15分過ぎても涼太は遅れるのメールさえもしてこない。

仕事が長引いてるのかな?
もう一度メールしてみよう。

足元に置いていた鞄からスマホを取り出し涼太に電話をしようとしたら涼太からの着信が鳴りスマホを耳に押し当てた。

『もしもし涼太今どこ?』

『悪い、仕事が長引きそうで行けそうにないんだ、ごめん』

そっか仕方ないよね。

『わかった、また電話するね』


< 31 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop