午前0時にキスして
「ど、どうして、那智さんが消えてくの?」
「悪いな~俺の方が限界みたいだ...もっとお前の傍に居てやりたかった」
どうして?どうして那智さんが消えるの?
「ねぇ~冗談だよね、あれ...これってマジックかなんか?」
「もし今度生まれ変わったら、ずっとずっと笑っていような」
消えかけている那智さんをぎゅっと抱きしめると笑って目の前でキラキラと光り粒になって消えて行った。
「死神さん、どうして、どうして消えるのは私のはずなのに、那智さんが消えちゃうのよ!」