午前0時にキスして



さっき、死んだの?って言ったら「近いものはあるな」って言ったよね?じゃ~死んでないの?

「あの~私、まだ死んでないのかな?」

「そうだな、早く言えば生死をさまよっている状態だ」
「じゃ~どうすれば助かるの?」

すると那智さんソックリな死神さんは

着ているスーツのポケットからノートのようなものを取り出し私の顔をチラっと見つめると溜め息を吐き難しい顔をした。

「お前の寿命は23で止まってるのだが...わからん」

わからんって死神でしょ?死神って悪い事をした魂を、どこかに持っていくんじゃないのって私悪い事してない。

「あのな...」

「お願いだから私の心読まないで。それから、どうして那智さんソックリなんですか?それに魂とか言っても自分のカラダに触れられるし、信じたいけど信じられない」

「仕方ない、お前の分かるように細かく砕いて説明してやろう」


そう死神さんが言うと説明が始まった。







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