こちら奇妙な祓い屋さん
3話 梨佳のおじいさん
今の時間は多分6時くらい明け方 いよいよ今日から特訓生活が始まる。
梨佳たちの約束によると、この時間に私の家の前にいればいいらしい。
けっこう重い荷物を持ち、玄関を出る。今日ここから新しい事が始まる・・・
『いってきます。』
いつもより少し大きな声で言ってみた。まあ特になにもかわりはしないけどね
ドアを開くともう、門に梨佳と響の姿があった。梨佳がこちらに気がついて
「あ!雪音ー!こっちこっち」
手を振ってきたけどスルーして2人の所に行った。
「・・じゃあ、いきなりだけどここからは車に乗って移動ね。車は用意してあるから!って、ちょ、響!寝ちゃだめでしょ!」 「ねみぃ・・」
2人のやりとりを見て少し笑いそうになったのは秘密にしておこう。
『って。車なんてないじゃ・・!!・・え?』
おどろいた。さっきまで見えなかったのに今、目の前には牛車じゃなくて
牛がいるべきところには火をまとった狐と水をまとった狐がいた。
「あ!来た来たー!遅いじゃん。」
「早く乗っちまおーぜ。」
『ちょっと待って・・・何これ』
「え?これ?これは私の一族の金狐と銀狐。金狐は火、銀狐は水が使える
んだよ!2匹は狐車の運転手みたいなかんじだからね。」
『大丈夫なの?こんなので』
「こんなのじゃないよ!金狐と銀狐はすごいんだから!ま。乗ったらわかるよ
早く中に入って!」
中に押し込まれて入ったら中は畳がしきつめられてて4人乗りって感じで
窓がついてた。
急に浮遊感をかんじて、窓を見てみるとこの狐車の下に絵巻物にでてくる
ような雲があって随分高いところにいるのが分かった。確かにすごいな・・
「おどろいてるようだけどもっとすごいんだよ!今この狐車は視えないの!」
『視えない?』
「あぁ。普通の奴には視えないが霊感があったり、たまにガキも視える事
がある」
「で!本題にはいるよ。まず、特訓の期間は春休みで場所は私の家。
で、ここからが重要!力の抑え方は私の祖父に一緒に習うから!」
『なんで?べつに梨佳と響だけでよくない?』
「それは無理。雪音の力は普通の半妖より特別だから、俺たちにはできない」
「うん。だからおじい様に一緒にやってもらおう!あ、そろそろ着くよ」
また変な浮遊感になって地面に着いたような感じがした。
そして扉が開いて降りた後見たのは、日本のお城のような家だった。門番は狐
で、私たちを出迎えたのは耳と尻尾が生えた人間がいた。
「「「おかえりなさいませ。梨佳様。主様がお待ちです」」」
「分かった。ありがとう。荷物よろしくねー」
手を引かれて私はその城に入っていった。
これから、どんな特訓が始まるのか少し興味がわいた気がした。
梨佳たちの約束によると、この時間に私の家の前にいればいいらしい。
けっこう重い荷物を持ち、玄関を出る。今日ここから新しい事が始まる・・・
『いってきます。』
いつもより少し大きな声で言ってみた。まあ特になにもかわりはしないけどね
ドアを開くともう、門に梨佳と響の姿があった。梨佳がこちらに気がついて
「あ!雪音ー!こっちこっち」
手を振ってきたけどスルーして2人の所に行った。
「・・じゃあ、いきなりだけどここからは車に乗って移動ね。車は用意してあるから!って、ちょ、響!寝ちゃだめでしょ!」 「ねみぃ・・」
2人のやりとりを見て少し笑いそうになったのは秘密にしておこう。
『って。車なんてないじゃ・・!!・・え?』
おどろいた。さっきまで見えなかったのに今、目の前には牛車じゃなくて
牛がいるべきところには火をまとった狐と水をまとった狐がいた。
「あ!来た来たー!遅いじゃん。」
「早く乗っちまおーぜ。」
『ちょっと待って・・・何これ』
「え?これ?これは私の一族の金狐と銀狐。金狐は火、銀狐は水が使える
んだよ!2匹は狐車の運転手みたいなかんじだからね。」
『大丈夫なの?こんなので』
「こんなのじゃないよ!金狐と銀狐はすごいんだから!ま。乗ったらわかるよ
早く中に入って!」
中に押し込まれて入ったら中は畳がしきつめられてて4人乗りって感じで
窓がついてた。
急に浮遊感をかんじて、窓を見てみるとこの狐車の下に絵巻物にでてくる
ような雲があって随分高いところにいるのが分かった。確かにすごいな・・
「おどろいてるようだけどもっとすごいんだよ!今この狐車は視えないの!」
『視えない?』
「あぁ。普通の奴には視えないが霊感があったり、たまにガキも視える事
がある」
「で!本題にはいるよ。まず、特訓の期間は春休みで場所は私の家。
で、ここからが重要!力の抑え方は私の祖父に一緒に習うから!」
『なんで?べつに梨佳と響だけでよくない?』
「それは無理。雪音の力は普通の半妖より特別だから、俺たちにはできない」
「うん。だからおじい様に一緒にやってもらおう!あ、そろそろ着くよ」
また変な浮遊感になって地面に着いたような感じがした。
そして扉が開いて降りた後見たのは、日本のお城のような家だった。門番は狐
で、私たちを出迎えたのは耳と尻尾が生えた人間がいた。
「「「おかえりなさいませ。梨佳様。主様がお待ちです」」」
「分かった。ありがとう。荷物よろしくねー」
手を引かれて私はその城に入っていった。
これから、どんな特訓が始まるのか少し興味がわいた気がした。