【短】タイムスリップの恋
「結菜さん。どーぞ?」
飛鳥は鍵を開けて家に入れてくれた。
久しぶりに来た、飛鳥の家。
懐かしいな。たくさんの思い出がつまった飛鳥の家。
「アイスココアでいいですか?」
飛鳥はグラスを取り出して聞いてきた。
「あ、うん。ありがと。」
カタッ
「はい、どーぞ。」
飛鳥は私の前にココアを置いた。
「ありがとっ」
このココアよく飛鳥が出してくれた。
冬はホットココアで『結菜、寒かっただろー。』って。