【短】タイムスリップの恋
「それって明日じゃなきゃダメ?」
「どーゆーこと?」
飛鳥は不思議そうにしてる。
「明日は飛鳥くんに外に出てほしくない。明日だけでいいの。お願い...」
私は膝がつくくらいまでしゃがんで頼んだ 。
「なんでだよ?俺ら明日半年の記念日で結菜すっごく楽しみにしてんだよ。」
飛鳥はちょっと怒った口調で言ってきた。
そんなのわかってるよ。私、楽しみにしてたもん。
それなのに飛鳥は待ち合わせ場所に来なかった。