【短】タイムスリップの恋





「俺さ、両親が毎日.....帰ってこないこと 結菜にしか話してないんだよ。....でも知ってただろ?」



あ....。私言っちゃったんだ。



「...結菜。ありがとな...また会いに来てくれて。ごめんな...そばにいてやれなくて..」



飛鳥......。



「結菜。ずっと愛してるよ...。」



「飛鳥。私も愛してる。」



私がそう言うと飛鳥は涙を流して微笑み目を閉じた。



「飛鳥ーーーー!」



私は飛鳥に抱きつくように崩れ落ちた。






< 39 / 51 >

この作品をシェア

pagetop