あなたをもっと好きになる。


ん?なんて言って首を傾げてくるものだから、恥ずかしさでどうにかなってしまいそうになる。

そのメガネの奥の瞳に、胸が焦がされる。


「………まーなちゃん、」


声色が甘くなる。

背筋がぞくぞくした。



「わかった?…俺の気持ちも。」


どくんっと心臓が大きく跳ねた。

身体中から、熱が吹き出しているようだ。

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