*ビビッドDAYS!*




まるで自分を否定されたみたいだった。

 

わたしは彼の絵が大好きだから。
 




彼が放課後のあの場所で描き出す、

繊細な羽が、

優美な花弁が、


オペラグラスで覗いた世界が、

わたしはとても好きだった。
 



それなのに、絵が嫌い、なんて――
 




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