*ビビッドDAYS!*
唐突な提案に信号機はジョルジュと肩を組んだまま首をかしげた。
「わたしが勝ったら、今後一切うじ君にちょっかい出すな」
その言葉に信号機はゆっくりと立ち上がる。
そして首をごきごきと鳴らした。
「よーし、受けて立とうじゃねえか。志摩が相手だって俺は手加減しねえ。寝技でゆっくり落としてやるよ」
「勝負はデッサンだ!」
「俺のテクニックにひれ伏すがいい!」
ドヤ顔で言い切った後「ん?」と首を捻る信号機。
「デッサンだと?」
「そう! デザイン科らしく、デッサン勝負だ! モチーフはあれ!」