先生大スキ。
コンコン

「失礼しまぁーす」

「遅い」

「あっ、すみません…」

なんか、性格変わってない?

「じゃあ、やるぞ!」

「え~、やるのぉー?」

「お前は、ここに何しに来てる」

「だってぇー」

嫌なものは嫌なんだもん…
しょうがないじゃん!

「じゃあ、違うこと…する?」

あるの!?それをもっと早く言おうよ!
やるやる!やるに決まってるじゃない!

「やる!」

「じゃあ、ちょっとこい」

そう言われて、腕を捕まれて本棚と本棚の間に連れていかれた。
ん?なにするの?

「ん?なにす…ンッ」

「ごちそうさま…ニヤッ」

え?え?え?え?

「えーーーっ!?なに?今のなに?!」

「ん?キス」

なんで?
どうしてキスするの?期待しちゃうじゃない…
先生はもしかしたら私の事好きなのかって期待しちゃうじゃない…
期待させるようなことしないでよ…
もう…ほんとに

「期待しちゃうじゃい…」

「いいぞ、期待しても」

なんで、そんなこというの?
どうせ、私なんて遊びなんでしょ?
< 13 / 21 >

この作品をシェア

pagetop