先生大スキ。
「わかったか」

うそ…
先生が?なんで?私なの?

「返事は?」

返事?
あっ、返事しなきゃね…


「もう少し待って下さい…」

「そっか、だよな…
わかった…待ってるな。いつまでも」

そして、先生はさっきいた場所に戻ろうとした。でも、…

ーバフッー

「ん?」

「なんちゃって!
私も一目惚れ!スキ!先生大好き!」

ちょっと先生の悲しい顔見たら、伝えたくなった。
だって、からかってみたかったんだもん…

「フッ…憂犂のくせに生意気」

「ンッ…ふあっンッんー」

くっ、苦しい…
私、キスしたの初めて…
ファーストキスもセカンドキスも先生でよかった…
息をしようと口を開いたら瞬間先生の舌が入ってきた…

「ンッ…」

でも、不思議と嫌じゃない…
でも、ほんとに苦しい…
頭がクラクラしてきた…
意識が朦朧としてきてほんとに酸欠になりかけたときにやっと唇が離れた。
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