❤︎極上 片想い❤︎

「おはよっ☆」


あたしの好きな人。


彼は今日も、みんなより少し早く登校してきて

窓際の席から、登校してくる彼女を見てる。


そんな彼に、毎朝声をかけるあたし。


「んぁ、桜木。はよ。」

そんなあたしの方に顔も向けず、窓の外を眺めたまま彼は返事をする。


いつも胸が痛むのは、

しょーがないのかな。


< 2 / 86 >

この作品をシェア

pagetop