❤︎極上 片想い❤︎
「んな顔すんなよー、俺がイジメてるみたいじゃん。」
そう言って笑う上条クンが
分からない。
彼はどーして、こんな話を?
アタシに、真央を諦めさせるため、かな。
それがきっと、真央のため…
気まずくなる前に。
「アタシ、真央の事好きだなんて一言も言ってないけど?」
そう、答えると
上条クンはまた笑った。
「そっか、ならきっと俺の勘違い。忘れて☆」
… この気持ちは、なかった事にしちゃった方がいい。
上条クンは全てお見通しの
爽やかな笑顔で、話題を変えた。