❤︎極上 片想い❤︎
「待ってよ、真央っ。歩くの早いよっ。」
そうあたしが少し後ろから、小走りで真央に追いつこうとすると
少し面倒くさそうにしながらも
さっきよりゆっくり歩いてくれる
彼が好き。
真央があたしと並んで歩くの恥ずかしいのも知ってるよ。
だからちょっと早足になったのも。
さっきの子達あからさまだったし。
それでも、あたしの隣に並んでくれて。
我慢して、ゆっくり歩いてくれる真央は
やっぱり優しいから。
言葉にしなくても、真央の優しさいっぱい知ってるから…
好きが止められないんだよ。