❤︎極上 片想い❤︎

「ねぇ真央っ。どうしてあんな態度とったの?姫川センパイの事、好きなんでしょ!?」

コンビニ弁当を買い終えて。

無言で、あたしより先にコンビニを出た真央を

追いかけながら、そう言うと。

真央があたしを振り返る。


「…フられてんだよ、俺。一回。」

「え?」


真央はそう答えてから、

また前を見て歩き出す。


でも、あたしの頭は真っ白になって

その場に立ち尽くしてた。


だって、


姫川センパイにフられてたなんて


いったいいつ?


だから、今まで告んなかったの?


だったら、今でも姫川センパイに惚れてる真央が


あたしを見てくれる可能性なんて


ないって事…?



「おい、おいてくぞ?何お前がショックうけてんだよ(笑)」


…真央、

あたし、苦しいよ。


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