❤︎極上 片想い❤︎
「…ねぇ。」
「ん?」
「俺さ、桜木の事試した。ごめん。どーするかは、もう桜木次第だから。」
真剣な瞳で
上条君に見つめられて
言葉の意味を考える。
どういう…?
「真央が、もしも姫川先輩への想いにケリがつけられたら。オレは可能性あると思うよ、桜木。」
「は?」
「恋愛なんて、最後の最後までどーなるかわかんないって事。人の気持ちなんて、不確かなモノ、"絶対"なんてナイんだから。真央と姫川先輩には、確かに歴史があって、ソレは無くなんないけど。現実受け入れて、頑張ってもいいんじゃない?桜木に、"覚悟がある"ならね☆」
あぁ、上条君は、ほんとに…
あたしに足りなかったのは
真央と真剣に、向き合う"覚悟"