❤︎極上 片想い❤︎

「…もうやだっ」

喉の奥から

熱いモノがこみ上げてきて、

涙が頬を伝う。


溢れ出した想いは


止められなくて、



嗚咽が漏れる。


とめどなく流れる涙は


止まることを知らない…



「やっと、解放した。」


そう言って、あたしの頭を

ポンポンって触って


撫でる上条君が


優しい笑顔をくれるから


余計と涙で視界が滲む。



片想いって、こんなに苦しかったんだ。


こんなに切なくて、悲しいんだ。




閉じ込めてたこの想いが、

ずっと行き場所を探してた…




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