❤︎極上 片想い❤︎

・❤︎・❤︎・❤︎・

そして、あっという間に一週間は過ぎ。

結局、真央には何も言えないまま。

迎えた、修学旅行当日の朝。

大きなキャリーバッグを手に、学校の門をくぐる。


楽しみだったはずの修学旅行だけど。


「はぁ」


朝からため息が漏れる。



「麻衣佳、元気出しなよ!」


隣で並んで歩く亜美に、背中を叩かれる。


今日は、みんな少し朝早めの集合で、校庭に集まる為

亜美と一緒になった。


あたしのため息の原因は


やっぱりいつも真央がらみで。


嫌になる。



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