❤︎極上 片想い❤︎

わかってるけど。

いざとなると、勇気が出なくて。


あたしは何も変わってない。


告白しようって決心した心が。


どんどん時間だけが過ぎていくうちに鈍る。


このままで、いいじゃないか。


真央のそばにいられるなら…


そんな、押し込んだ自分が顔を出す。




君を失う事が、一番怖いよ…




「ちょっと、トイレ行ってくるね。」


あたしは、そう言って席を立った。


「ん、行ってらっしゃい☆」

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