Dear:大切な君へ。

そして残り一分────




パサッ。




須藤先輩の3Pシュートが決まった。




その瞬間、ドッと湧きあがる歓声。




すぐに相手チームがタイムアウトを取った。




「一本、落ち着いて決めるぞ。できれば3P、いや、3Pじゃなくてもいい。同点になれば延長だ。そこで勝つぞ」




相手ボールからの開始。




俺らはディフェンスから始まる。




相手はたぶん24秒ぎりぎり使って攻めてくる。




時間はあまり使わせないように、マイボールにしないと。




< 115 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop