Dear:大切な君へ。

早く、明日になれ・・・・・。




一分、一秒が長く感じてベッドに寝転がりながら何度も寝返りをうつ。




そんな時、再び鳴り響くラインの音。




【明日夕美のお見舞い行くの?】




開いた画面には、そんなかなからのラインが入っていた。




【うん。行く】




そう返すと、




【私も行っていい?】




と、返事が返ってきた。




いつもなら、私も行くって言うのに行っていいか聞くのは、たぶん俺らに気を使っているんだろう。




【全然いいよ。じゃあ一緒に行くか】




そう返すとすぐに




【ありがとう!!】



と返事が来た。


< 148 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop