Dear:大切な君へ。
早く、明日になれ・・・・・。
一分、一秒が長く感じてベッドに寝転がりながら何度も寝返りをうつ。
そんな時、再び鳴り響くラインの音。
【明日夕美のお見舞い行くの?】
開いた画面には、そんなかなからのラインが入っていた。
【うん。行く】
そう返すと、
【私も行っていい?】
と、返事が返ってきた。
いつもなら、私も行くって言うのに行っていいか聞くのは、たぶん俺らに気を使っているんだろう。
【全然いいよ。じゃあ一緒に行くか】
そう返すとすぐに
【ありがとう!!】
と返事が来た。