月夜の桜

そして、元カノの誕生日がきた。
大樹は祝うつもりは毛頭なかったらしい。
それはそうだなと私は思った…。

待ち合わせの場所にはいかずに、大樹は家で自分の趣味に没頭していたみたいだ。
そして、元カノからメールが何件も来ていたみたいだけど、返信はしなかった。
そして、電話もかかってきてきたけど、面倒くさいから出なかった…。

終いには、家まで押しかけてきた元カノ。
そんな行動に対して、滅多に怒らない大樹も堪忍袋の尾がきれた…。
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