信じているのは…


とりあえず部屋を出て

廊下を進んでみた

何にもねぇ


お?あそこにいるのは…


原田さんじゃん!

よし気配を消して上から振ってみるか

天井の板を外して天井裏へ
そこから原田さんの真上まで来て見た

おっ気づいていないな
しかもさっきは見えなかったけど、藤堂もいるし
背がちっちゃすぎるだろwww

よし行くか!

あたしは素早く板を外して原田さんの上に落ちた

「ていやっ!」

上を見上げた原田と藤堂

目が見開きすぎww

ガバッ!

「おわっ!!」

「着地成功!」

原田の肩に
抱きつく感じに飛び降りたあたし

「って、朔弥じゃん!!」

藤堂が驚いたように言ってきた

「?どうした?俺だと驚くの?」

「い、いや、朔弥がそんな事しないと思っていたからさー」

「それより、朔弥いってーよ!!早くどけ!!」

襟を掴まれて力任せにぶんって投げられたあたし

「え?ちょっと!左ノさん!何朔弥投げちゃってんの!?」

「あっやっべえ!」

ふんっ
あたしにとってこれくらいどうってことないの!

よっと言いながらあたしは後転して綺麗に着した

「はーらーだーさーん???俺の事殺す気なの〜?」

にっこり笑顔で言ったら、

「ちっ、違うんだよ!!いやぁ、条件反射って奴ー?」

顔を真っ青にさせて必死に言う原田

受けるww

だってさ?
あたしよりも身長凄く高い人が真っ青にさせて必死に言うんだよ?

腹いてww


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