信じているのは…
あれからなんだかんだあって今は朔弥と総司との試合を見ている
二ヶ月前に来た時に山崎が朔弥のが強いと言っていた
俺はただの謙虚に言っただけかと思っていた
だけどそんな考えは覆された
総司は俺と同格なくらい強い
新選組1の剣豪と言われているから
だから俺はある程度接戦をするがきっと朔弥が負けるだろうと思っていた
だが、違かった
朔弥の方はまだまだ本気ではなく余裕な感じだ
だが、総司は息切れが激しく限界も近いって感じだ
ここまで強いとは思わなかった
前に山崎と総司で試合をさせた
その時はギリギリ山崎が勝った
だから、俺もそうなると思っていた
「朔弥すけぇな」
「俺もそう思うぜ土方さん」
「ちょっと〜土方さん朔弥のこと舐めちゃダメだよ〜あれくらい普通なんだからさ〜」
ん?1人多くないか?
横を見ると
「おわぁっ!!」
山崎が壁に寄りかかっていた
「え?それ酷くないですか〜?流石に俺でも軽く傷つきますよ〜」
「いや、気配消すなよ」
「いいじゃないですか別に〜そんなことより、そろそろ試合終わりそうですよ〜」
ん?と思って試合を見ると、朔弥が構えていた
きっとこの一撃で終わらせるんだろうな