信じているのは…


「よし!お前ら行くぞ!!」

「「「おぉーー!!!」」」

あたしは嫌なので控えめにおーって言っておいた


したら、永倉に気づかれたようで

「おい朔弥!!お前も気合入れるためにもっと大きな声で言えよ!!!」

「嫌です。それよりも近所迷惑ですし、何より暑苦しいですので俺は嫌です」

「朔弥があぁああぁあああぁ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

気持ち悪い…

「それもいいです!!」

え…嘘だろ?ここに変な道に行ってしまった隊士おるで

「とっ、とにかく早く済ませましょう!」

「あぁ!!じゃあ早く行こうか!!」

その掛け声とともにあたしたちは夜の京に出た


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