信じているのは…


あたしは走りながら考えていた

そう言えばそろそろ千鶴が来そうだよな…

今までよりも嫌な予感が強くなっていたのだ

あたしはきっと今夜だろうと考えていた

ふと下を見ると土方、斎藤、沖田が急いだ感じに歩いていたのだ

しかも隊服を着て

なにかあったのだろうか

そう思い

「副長どうしたの?」

「おわぁっ!!」

「朔弥くん?」

「如月?」

それぞれ面白い反応してくれた( ̄▽ ̄)

「どうしたんですか?羅刹で何かあったの?」

「如月何故知っている」

「俺が教えたんだよ。それよりも羅刹が3人抜け出したんだお前見なかったか?」

「3人も?見てないかな。じゃぁ、あ…俺も探すよ」

「ああ頼んだ。もしなんかあったらヤバイから早めに見つけろ」

「了解ー」

「朔弥くん宜しくねー」

「如月頼んだ」

あたしは軽く頷きまた屋根に登り走り出した






「やっぱり忍だから速いねぇ朔弥くん」

「だな。山崎と同じかそれ以上に速い」

「それよりも俺らも早く探すぞ」

「はーい」

「わかりました」

と言っていたことは葉月は知る由も無かった


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