★FAN★
一章〜神々の封印〜
『神聖の光神レスクよ…、これでもう終わりにしようではないか……。
我が最後の力で消えるがよい』
遥かなる地上の果てに、人が知らずに聖の神と魔の神による、天地支配の戦争が起きていた。まだ、地全図と呼ばれるものが存在していないときの時代である。
光の神レスクは、薄汚れた光を放ちながら、闇の神にひざまづき、今にも消え入りそうな状態となっている。闘うために持ち合わせた未剣は、遠く手から離れ突き刺さっている。
『消えられるものであろうか。
我が力尽きし時、全てに宿る光がこの世を去る。悪は天を覆い、地獄が大地を飲み込む』
『光神レスクよ…、その身体で何を言うか?もう終わりなのだ、これもまた一つの運命。
我が崇められし神と化そう。終わりだ、レスク!』
闇の神の力が足元に魔陣を施すと、その輝きが闇を産み、廻りに存ずる物が無へと帰して行く。
†デュークア・ラグライス†
壮大な音を響かせると、産まれた闇は光神レスクに覆いかぶさり、光の姿を蝕み始めた。
(まだ消えられぬ…、我はいずこの存在となりて…、待つとしよう。遠い光の救い主を…)
†ライフ・シャイディング†
光とともに、その闇の中でレスクは消えた。光は封印となりて世に一つの姿を残す。
これが世界の始まりのきっかけ、再び始まるこの戦争の一つの扉が開いた
我が最後の力で消えるがよい』
遥かなる地上の果てに、人が知らずに聖の神と魔の神による、天地支配の戦争が起きていた。まだ、地全図と呼ばれるものが存在していないときの時代である。
光の神レスクは、薄汚れた光を放ちながら、闇の神にひざまづき、今にも消え入りそうな状態となっている。闘うために持ち合わせた未剣は、遠く手から離れ突き刺さっている。
『消えられるものであろうか。
我が力尽きし時、全てに宿る光がこの世を去る。悪は天を覆い、地獄が大地を飲み込む』
『光神レスクよ…、その身体で何を言うか?もう終わりなのだ、これもまた一つの運命。
我が崇められし神と化そう。終わりだ、レスク!』
闇の神の力が足元に魔陣を施すと、その輝きが闇を産み、廻りに存ずる物が無へと帰して行く。
†デュークア・ラグライス†
壮大な音を響かせると、産まれた闇は光神レスクに覆いかぶさり、光の姿を蝕み始めた。
(まだ消えられぬ…、我はいずこの存在となりて…、待つとしよう。遠い光の救い主を…)
†ライフ・シャイディング†
光とともに、その闇の中でレスクは消えた。光は封印となりて世に一つの姿を残す。
これが世界の始まりのきっかけ、再び始まるこの戦争の一つの扉が開いた