★FAN★
新天地へ…
城門をくぐると、何故だかそこには十字が彫られた教会に繋がっていた。
この城は一部教会に寄与していて、右の城門からでなければ内部に入ることは出来ない。
どちらにも、重隊の士が二人見張り、場内に繋がる右の城門では、通行証か理由を述べてお通しすることを重点させられている。リオンは見張りに通行証を見せると、四角く削られた石の道を渡り場内へと入る。
場内では何だか騒がしく、兵士も隊士も何やら走り去っていく。気に掛けては行くが、国王の謁見の間へと廊下を進み、赤い大きな扉を開けて中へと入る。
数十米はあるだろう赤い絨毯の奥に、立派な背もたれの高い王座に、重臣とともにリオンを待っている。
入った所で頭を下げて、堂々と絨毯を一歩一歩踏み締めていく。王座の前にまでくると、腰を下げて王を見上げる。
「リオン・ギィス高隊士、よくぞ参られたな」
「お久しぶりでございます、グランツ様。
この度は高隊士に仕えさせていただいて、誠にありがとうございます」
「君の実力に見合った地位を与えただけだ、感謝はその実力を培った師に言うといい。
まずはなんだね。ここではなく、軍議室で話でもしようではないか。ここで話すのは疲れるのでな」
そう言うと国王は立ち上がり、隣に重臣を連れてその後ろにリオンが付いていく。軍議室に着くと、高い地位に就いている風格な女性が待っていた。その後ろには男女一名ずつが待機している。
この城は一部教会に寄与していて、右の城門からでなければ内部に入ることは出来ない。
どちらにも、重隊の士が二人見張り、場内に繋がる右の城門では、通行証か理由を述べてお通しすることを重点させられている。リオンは見張りに通行証を見せると、四角く削られた石の道を渡り場内へと入る。
場内では何だか騒がしく、兵士も隊士も何やら走り去っていく。気に掛けては行くが、国王の謁見の間へと廊下を進み、赤い大きな扉を開けて中へと入る。
数十米はあるだろう赤い絨毯の奥に、立派な背もたれの高い王座に、重臣とともにリオンを待っている。
入った所で頭を下げて、堂々と絨毯を一歩一歩踏み締めていく。王座の前にまでくると、腰を下げて王を見上げる。
「リオン・ギィス高隊士、よくぞ参られたな」
「お久しぶりでございます、グランツ様。
この度は高隊士に仕えさせていただいて、誠にありがとうございます」
「君の実力に見合った地位を与えただけだ、感謝はその実力を培った師に言うといい。
まずはなんだね。ここではなく、軍議室で話でもしようではないか。ここで話すのは疲れるのでな」
そう言うと国王は立ち上がり、隣に重臣を連れてその後ろにリオンが付いていく。軍議室に着くと、高い地位に就いている風格な女性が待っていた。その後ろには男女一名ずつが待機している。